オメガ3・6・9やGLA(γリノレン酸)が含まれているヘンプシードオイル。
国内外でもヘンプシードオイルが含まれた美容アイテムも多く出回るようになっています。
化粧品の成分表記の標準となっている、INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients)=国際化粧品原料標準命名法では、ヘンプシードオイルのINCI名は「Cannabis Sativa Seed Oil」となります。
その中で、ヘンプシードオイルは、保湿力が高く、抗酸化作用もあるため美容にとても効果的とされています。
今回は美容を目的としたヘンプシードオイルの使い方のアイデアをいくつかご紹介します。

ヘンプシードオイルの美容アイデア
- 潤いを与えるフェイスオイル:
ヘンプシードオイルを数滴手にとり、顔や首に優しくマッサージすることで、肌に潤いを与え、保湿力を高めます。 - ヘアケア:
ヘンプシードオイルをシャンプーやコンディショナーに混ぜることで、髪に潤いを与え、乾燥やダメージを防ぎます。また、直接頭皮にマッサージすることで、血行を促進し、頭皮の健康をサポート。 - ボディケア:
ボディローションやバスオイルにヘンプシードオイルを混ぜることで、全身の肌に潤いを与え、乾燥を防ぎます。 - リップケア:
ヘンプシードオイルを唇に直接塗布するか、リップバームに混ぜることで、唇の乾燥を防ぎ、潤いを保ちます。 - 手作りスクラブ:
ヘンプシードオイルを砂糖や塩と混ぜ、自然なスクラブを作ることができます。これを肌に優しくマッサージすることで、古い角質を取り除き、肌を滑らかにします。マッサージ後はシャワーで洗い流します。 - ネイルケア:
爪や甘皮にヘンプシードオイルを塗布し、マッサージすることで、爪を保護し、爪周りの乾燥を防ぎます。ただし、ヘンプシードオイルは青味があるので、白い服などに付着しないよう気をつけてください。

効果が実感できるまでには個人差があるので、根気強く続けてみていただくこともおすすめします。
ヘンプシードオイルを美容で使用する際の注意点は?
- アレルギーテスト:
まずはじめに、ヘンプシードオイルにアレルギーがないか確認してください。使用前に、肘の内側や手首の裏などの小さな範囲でパッチテストを行い、赤みやかゆみなどのアレルギー反応がないか確認しましょう。 - 品質の良いオイルを選ぶ:
ヘンプシードオイルは品質によって効果が大きく変わることがあります。オーガニックで冷圧搾法で抽出されたオイルを選ぶことで、より効果的な使用が期待できます。 - 保存方法:
ヘンプシードオイルは酸化しやすいため、遮光性のある容器に入れ、冷暗所で保存しましょう。また、使用期限に注意して、古くなったオイルは使用しないようにしてください。 - 目や粘膜への接触を避ける:
ヘンプシードオイルは、目や粘膜に触れると刺激がある場合があります。使用する際は、目や粘膜に触れないよう注意しましょう。
これらの注意点を守ることで、安全かつ効果的にヘンプシードオイルを美容に取り入れることができると思います。
皆さんのライフスタイルに合わせて、ヘンプシードオイルを美容目的としても試してみてはいかがでしょうか?